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「トップの倫理観」
田中 秀和
私の会社の経営方針は「人、製品、会社の信頼性を高め、すべてに一流を目指す」「社会・顧客と、会社と、社員の共存共栄の経営を推進する」の2つであり、利益というものは「経営の諸目的を達成するための必要欠くべからざる手段である」と考えている。
政治・経済・社会等あらゆる分野で「信頼」というものが急速に失われており、モラル・ハザードという妖怪が日本中を徘徊している。しかし、だからといって、自分も同類になるわけにはいかないということで、毎年、会社の分析を行い、短期中期の計画を見直しながら会社の舵取りを行っている。ただ、5年程度前までは、経営計画のプラスマイナス5%以内の実績が収まっていたが、最近は大きく揺れており、特に売上が落ちていく状況である。
いろいろなことを行っているが、自分自身、今ひとつ気合が入らないというのがここ2〜3年の状況である。50歳を過ぎて、後継者を誰にするかということを考えた時に、適当な人間がいないということが大きな原因のような気がする。
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