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「食文化と日本人の心」
勝矢 博
何のための農業か?という視点が欠けていた。お金になればいいという米づくりが行われ、農家の志や理念が無くなってきた。政府の薦める米づくりは、化学農業のもと化学肥料、殺虫剤、除草剤を使い土壌を疲弊させる方法で、結果として力のない米を作ってきた。
ワインのおいしさを伝える言葉は300以上あると聞き驚いたことがある。お米の場合、おそらく20もないと思う。これは、ワインの食文化としての程度が高いためだろう。お米の食文化を高めたいから、お米のおいしさを伝える言葉を100以上創りたいと思う。
おいしい米を味わうことで、潤いのある茶碗を使い食事そのものをより文化的にしていくことで、今のすさんだ若者の心を立ち直らせていけるのではないだろうか。
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