第3回「企業見学バスツアー」の実施

平成27年9月に広島経済同友会と連携協定を締結した広島修道大学は、8月23日、広島経済同友会の会員企業へ第3回「企業見学バスツアー」(福山ルート)を実施。

広島修道大学の2~4年生の学生12名に加え教職員5名と、同友会で人材育成に取り組む「ひとづくり委員会」(川妻利絵委員長)から香川基吉副委員長が参加した。

香川副委員長は学生と共に福山市の会員企業である「瀬戸内共同火力株式会社」「広島化成株式会社」「株式会社福山臨床検査センター」の3社を訪れ、学生への激励やアドバイスをおこなった。

同バスツアーの最中には中国新聞と中国放送の取材があり、参加した学生は「福山にも地域を支える企業がたくさんあると実感できた」などコメントしていた。

香川副委員長
瀬戸内共同火力

「瀬戸内共同火力株式会社」見学では、施設内に入るために受ける厳重なゲートチェックや施設の広大な敷地面積に驚いた。

最初に企業概要について説明を受け、その後発電所内のタービンと中央制御室を見学。

続いて24時間3交代制で管理運営されている中央制御室では、普段目にすることのない炉の中の様子を見学して、私たちの生活を支えている発電所内の仕事内容を学んだ。

「広島化成株式会社」見学では、同社が製造したスニーカーに囲まれながら企業概要について説明を受けた。

全国シェア80%の点字タイルのみならず、病院の廊下に使われている床材など私たちの生活に欠かせない製品がこの企業から生産されることを知った。

その後の工場見学では、自動車向けゴム製品の製造工程の見学をする中で、大きな機械を止めた時の時間・材料ロスの観点から3交代制の働き方をしていることや、英語・中国語のできる人材を求めていることなどを聞いた。

広島化成
福山臨床検査センター

「株式会社福山臨床検査センター」では、近本社長のご挨拶の後に会社概要についてビデオを視聴。

営業職の仕事内容について詳しく説明を聞いた。

その後、見学専用の衣服を身にまとい、検査ラインや細胞・病理センターを見学。

病院から運び込まれた検体を受け取り検査・分析するまで、厳重かつ一貫して機械化された検査ラインが臨床検査技師によって運用されていることを知った。

第3回「企業見学バスツアー」に参加した学生たちからは、「理系学生が働く企業だと思っていたが文系学生のできる職種もあり、様々な角度から企業を見ていくことが大切だと感じた」「どの企業も前向きでコミュニケーション能力の高い人材を求めているので、これからも色々なことに挑戦したい」といった意見が寄せられた。

なお、詳細については、広島修道大学のホームページ
http://www.shudo-u.ac.jp/news/8a217100000r0sba.html
をご覧ください。