ダイバーシティ委員会ではコロナ禍の中でありながらも、以前のような活動が徐々に戻りつつある。なかでも、広島県地域力創造課が首都圏で開催する「広島県UIJ定住フェア」には東部エリアの支部長や当委員会副委員長にも声を掛け、広島県内移住を検討している人のニーズなどの感触を直接体感していただいた。その結果、本フェアをきっかけとして定住が実現するなどの成果に繋がった。
また、広島県内在住者の地元企業への就職を推進するための一環として、同友会と包括的連携協定を締結している広島修道大学・広島女学院大学・広島工業大学に加えて、当会会員が所属する広島経済大学・県立広島大学の5大学のキャリアセンター所属の教職員・学生と当委員会メンバーの経営者との間で学生が感じている広島の企業に就職するにあたっての課題などについて意見交換会を開催した。
さらに、先進事例の視察では、昨年、残念ながらコロナ禍で延期となった岡山県の「㈱フジワラテクノアート」と「㈱ありがとうファーム」の視察を3月に実施し、女性活躍およびSDGsについてや障がい者雇用に関して数多くの学びを得ることができた。
【テーマ】「誰もが働きやすい広島県を目指して」
(1)誰もが働きやすい職場と家庭の両立(ワークライフバランス)を目指すための環境づくり
やウェルビーイングについて調査研究。
(2)若者の県外流出を食い止めるため、さらなる大学との連携強化による具体策の検討。
(3)広島県との連携強化による移住定住や県内就職の促進に関する活動
・県主催の移住フェアなどへの支部とも連携した協業(地域政策局地域力創造課)。
・当会が平成28年に開設し、その後休眠状態となっている企業情報サイト「メッシュ
ヒロシマ」の県の企業情報サイト「ひろしまワークス」への発展的統合に向けた活動
(商工労働局雇用労働政策課)。
(4)先進企業・団体等への視察の企画・実施。