創業支援委員会


当委員会は、創業前から成長期に至る幅広い段階のベンチャー企業の支援を企図し、経営者が集う経済団体の強みである経営や商流、人脈などを生かし、次代を担う広島発ベンチャー企業のすそ野拡大と、その後の成長を通じた地域経済発展の一助となることを目的として、平成29年4月に発足し、活動してきた。

ベンチャー企業を取り巻く環境は、国の新たな政策「生産性革命」でベンチャー支援強化が掲げられるなど、各ステージで抱える課題の解決を支援する体制の整備が進められている。また、広島県においても、新たなビジネスなどにチャレンジする多様な人が集うイノベーション創出拠点として「イノベーション・ハブ・ひろしま(Camps)」が開設されるなど、自治体や支援機関などによるベンチャー企業に対する支援の仕組みも進展してきた。

こうしたなかで、平成29年度の委員会活動では、「汗をかく」支援と「知恵を出す」提言報告に向けた調査活動を並行して実施してきた。まず、PRイベントでの起業家への経営や商流などのアドバイス、学生とのワークショップの開催など、交流を通じた支援を行った。一方で、有識者の卓話や視察会、さらに起業家へのアンケート調査なども実施した。こうした活動を通じて、先進地域との制度や環境(ハード・ソフト面)の違いなど、さまざまな課題が浮き彫りになりつつあるところである。

そこで、今年度の委員会では、引き続き具体的な支援活動を行うとともに、みえてきた課題について創業前から成長期に至るそれぞれのステージにあった支援についての方向性をさらに深掘りし、提言報告につなげていきたい。

(1)活動基本方針

①平成29年度の委員会活動でみえてきた課題について、創業前から成長期に至るステージにあった
 支援策について、有識者の知見や起業家との交流などで、議論を深める。
②経済同友会として、PRイベントなど実践的な支援策については随時実施する。

(2)活動内容

①他地域との違いからみえる広島地域の課題や方向性について、有識者や起業家、先進事例などの
 知見を得て、整理・分析を行う。
②PRイベントの開催を拡充し、業種などテーマの設定を検討し、委員会以外のメンバーの参加な
 ど、起業家との交流機会の創出により、大企業、地元中堅・中小企業とベンチャー企業との連携
 につながる支援活動を進める。
③また、創業マインドの醸成に向けて、教育機関との連携を図るとともに、大学発ベンチャーの発
 掘につながる活動を行う。
④本活動を通じて、地域の実態に即したベンチャー企業を取り巻く環境改善に向けた提言報告を行
 う。