事業計画


平成30年度事業計画

【基本方針】

◆活動テーマ

広島の未来を『創る』
~しごと・ひと・まちの好循環を目指して~

◆活動指針

知恵を出し(提言の発信)、汗をかく(行動の実践)経済団体を目指す

◆現状認識

我が国経済は、昨年10~12月の実質GDP成長率(改定値)が年率1.6%増と、8四半期連続でプラス成長となるなど、戦後2位の「いざなぎ景気」を超える息の長い緩やかな成長が続いている。ただし、引き続き米国・北朝鮮・中国・欧州など、世界の政治動向には十分注視する必要がある。
広島県経済も、海外経済の堅調な推移のもと、自動車、一般機械などの輸出型産業がけん引する中で緩やかに拡大しているが、近時は為替相場の動向が波乱要因となってきている。更に、有効求人倍率は全国平均を大きく上回り、企業にとって、人材確保・育成が従来にも増して大きな経営課題となっており、生産性や付加価値の向上などに裏打ちされた、対症療法ではない抜本的な「働き方改革」への対応が重要となっている。
また、政府には、現在進めている「生産性革命」と「人づくり革命」を両輪とした経済運営が、地方においても実感が持てる成果につながることと、財政健全化については、プライマリーバランス黒字化の次の目標年度も含めた、中長期的で且つ明確なロードマップが策定されることを望みたい。
なお近年当県では、外国人観光客の急増や堅調な総観光客数の推移などから、幅広い観光関連産業への波及効果とそれに伴う雇用創出に期待が高まっているが、県域全般にわたる回遊性や宿泊率の向上などに向けた取り組みについては課題も山積している。
こうした認識のもと、広島経済同友会では、地域に根ざした経済団体として、以下の基本方針に基づき本年度の活動を進める。

◆基本方針

昨年度を踏襲し、活動指針としての、「知恵を出し(提言の発信)、汗をかく(行動の実践)経済団体」を目指すなかで、「広島の未来を『創る』~しごと・ひと・まちの好循環を目指して~」を活動テーマとし、企業が成長して「しごと」が生まれ、「ひと」が集い、「まち」が活性化するという好循環を通じた地方創生に「産官学金労言」と積極的に連携して取り組んでいく。
本年度は昨年度の活動も踏まえて、次の1~4についての取り組みを強力に推進する。

1.「しごとづくり」への取り組み  (ものづくり委員会・創業支援委員会・広島ブランド委員会)
 ①ものづくり企業が”Network”を造り、未来に向かって『輝くものづくり力』を高め続けて行く活動、
 ②次世代を担う広島発ベンチャー企業の裾野拡大と、その後の成長を通じた地域経済の発展の一助となる活動、
 ③広島エリアを中心とした滞在型インバウンド観光振興に向けた環境整備の推進に資する活動。
2. 「ひとづくり」への取り組み  (ひとづくり委員会・少子高齢化対策委員会)
 ①広島の未来を担うひとづくりに向けての諸活動、②UIJターン定住対策、若者流出対策、結婚・子育て支援対策に向けた活動
3. 「まちづくり」への取り組み  (まちづくり委員会・文化振興委員会)
 ①都心部、中山間地域の双方を俯瞰したうえでの広島全体の活性化を目指す活動、②スポーツや祭なども含めた幅広い文化振興による「まち」の賑わい創出に向けた活動
4. 「オール広島」への取り組み  (総務部会・交流部会・国際委員会)
 ①当会の円滑な運営、効率化、会員増強に向けた活動、②他地域同友会、当会会員相互など、様々な交流の場の提供による草の根レベルでの結束力強化のための活動、③当会活動に資する海外経済視察の実施と国際交流支援。

このような「しごと」、「ひと」、「まち」を三位一体として捉えた活動を通じて、各支部・部会・委員会が、地域経済の発展に向けて課題となるテーマを中心に研究や議論を深め、相互に連携・協力し、次世代に引継ぐ「広島」の創造に繋がるよう、「提言の発信」および「行動の実践」に積極的に取り組んでいく。