島根・愛媛・広島経済同友会交流懇談会

9月24日、観光をテーマにした「島根・愛媛・広島経済同友会交流懇談会」を、安芸の小京都・竹原で開催。

遠隔地の開催にもかかわらず、総勢64名が集合した。

広島経済同友会からは、森信・池田両代表幹事をはじめ32名が参加し、意見交換会では、当交流懇談会を主管する広島経済同友会の交流部会香川部会長がコーディネーター役を務め、パネリストには観光振興委員会佐々木委員長が登場。

司会は、川妻交流部会副部会長が務めた。

会議風景
まち歩き

意見交換会に先立って、まち歩きを希望する会員は、午後1時20分に「道の駅たけはら」に集合。

2組に分かれて地元ガイドを先頭に「たけはら町並み保存地区」散策に出発。

「頼山陽銅像」から、白壁と飴色の格子が続く本町通へ。

次ぎに、NHK連続テレビ小説で話題となったマッサンゆかりの酒造メーカーや、市重要文化財の「松阪邸」、「歴史民族資料館」などを訪ね、観光地としての魅力を探った。

午後3時、「グリーンスカイホテル竹原」に全員集合。

交流懇談会の開催にあたり、まずは森信代表幹事が挨拶に立ち、竹原の魅力をアピールした後、開催に至った経緯を述べ、
「中国やまなみ街道が全通し、瀬戸内しまなみ海道と繋がり、3県相互の交通網は格段に向上。これを契機に3経済同友会が観光をテーマに話し合うことは意義がある」と指摘した。

続いて島根経済同友会宮脇代表幹事、愛媛経済同友会薬師神代表幹事が挨拶。

その後、3経済同友会から順次、それぞれの観光への取り組みを発表した。

森信代表幹事の挨拶
佐々木委員長の発表

広島経済同友会の佐々木観光振興委員長は、過去の観光への取り組みを説明した上で、「前年度は、瀬戸内海をテーマに取り組み、海釣り公園建設の提言を県知事に提出」、今年度は、「ナイトクルージングやチャーター船によるクルージングを体験したところ」と説明した。

その後、佐々木委員長の退席を受け、森信代表幹事がパネリストとして参加。

続いて、愛媛経済同友会の井川観光振興委員長、島根経済同友会宮脇代表幹事が発表した。

質疑応答では、「水上飛行機、サイクリング、村上水軍などを活用・PRしていくのも面白いのでは」という意見が出された。

その後、会場を「ホテル賀茂川荘」に移し懇親会を開催。なごやかな雰囲気の中で会員同士が交流・懇親を深めるとともに、更なる観光への取り組みを誓いあった。